「遊びの恋」なんてものは実在しない
恋愛コラムなどで、セフレに関する話題が取り上げられることがあります。
多くのケースは女性に向けて「セフレにされないためにはどうすべきか」という観点で書かれています。
しかし、これってセックスフレンドという実態とは程遠いものばかりです。
お互いの合意があってはじめてエッチに至る
たとえば、あなたが彼のことが好き。でも、その彼には他に彼女がいる。
彼はその状況を踏まえた上であなたと「したい」と言い出した。
あなたも、それを承知の上でしてもいいと思った。
このような流れによってセフレという関係の一歩ははじまると思うんですよね。
あなたが拒めばそもそも成立しないんですから。
つまり、少なくともお互いの合意があってはじめてエッチに至るとはずなんです。
合意がなければ、それはセフレではなく強姦ですからね。
そこからセフレ関係は始まったとして、いつしか「セフレでは寂しい。本命の彼女になりたい」と思い立って頑張ったとします。
それでも努力の甲斐もなく、何年もセフレとしてダラダラと続いてしまう。
その状況に踏ん切りをつけるために、彼との縁を切ることを決断する。
別れたあなたは、今は誰とも付き合うことなく1人で暮らしている。
このような状況だと、女性がかわいそうとなるわけで、だから女性ライター達はこぞって「セフレにならないためには」的なコラムを書くわけです。
しかし、そもそもの始まりは、「お互いに合意した関係」だということを忘れてはいけません。
遊ばれたと思うならもはや恋愛でもないでもない
一見すると悲しい結末を迎えていますが、本人からすると「それもいい経験だったのかも」と思えてしまうから不思議です。
恋愛において、どちらかが一方的に被害者なんてケースはないわけです。
セフレという関係も、お互いに合意して始まった関係なんですから、喧嘩両成敗ってとこだと思いますね。
遊びの恋だとか、遊ばれたなんてものは、そもそも恋愛にもなっていないこと。
恋愛として成立していれば、「なんだかんだ言って楽しかったな」となるわけです。
それはセフレだって同じ。
合意の上で成り立った関係ですから、破綻したとしてもいい経験だったと思えるはずですから。
被害を受けたくないのであれば、納得がいかないのであれば合意などしないことです。
何も始まらなければ、何も傷付く事もありませんから。